「印西市の不動産売却相場ってどれくらい?」
「印西市の不動産売却の事例について知りたい」
印西市で不動産売却を検討している方は、上記のような疑問を抱えているでしょう。不動産売却では、エリアごとに売却価格や売れやすい物件などが異なります。
そのため、事前にエリアごとの不動産状況を把握しておくことが重要です。
そこで本記事では、印西市の近年の不動産売却の実情について、相場から売却価格の推移までまとめて紹介しています。印西市での不動産売却を検討している方にとって、売却を進めていくうえでの一助となる情報でしょう。
また、より高く売るためのポイントや、売却手続きの流れについても解説しますので、あわせてご一読ください。
また、以下では千葉県で不動産売却に対応しているおすすめ会社を紹介しているので、ぜひご覧ください。
印西市の売却相場
印西市は、千葉県北部に位置する総人口111,747人、世帯数46,185世帯(出典元:印西市ホームページ)からなる市です。千葉ニュータウンの拠点都市として開発されていく中、東京都心に通勤する子育て世代が増加し、平成30年には人口10万人を突破しました。
既存地区に残っている豊かな自然や市内に林立している大型ショッピングセンターも、子育て世代からの人気を得ている理由です。また、印西市では、下総台地という活断層のない強固な岩盤が広がっていることから、地震のリスクヘッジとして、国内外の大企業のデータセンターの建設が相次いでいます。
さらに、東京都と成田国際空港の中間に位置しているという地理的な都心へのアクセスの良さから物流系企業が数多く進出しています。人口増加や大規模開発の目覚ましい自治体ではありますが、不動産売却においてはどういった動向をみせているのでしょうか。
そこで、まずは、不動産の売却相場についてみていきましょう。下記の表に、マンション・戸建て・土地に分けてまとめました。
【マンション売却相場】
売却価格相場 | 専有面積 | 築年数 | |
---|---|---|---|
マンション | 2,780万円 | 86㎡ | 23年 |
(2025年1月時点)
【戸建て売却相場】
売却価格相場 | 建物面積 | 土地面積 | 築年数 | |
---|---|---|---|---|
戸建て | 3,580万円 | 115㎡ | 182㎡ | 11年 |
(2025年1月時点)
【土地売却相場】
売却価格相場 | 平米単価相場 | 土地面積 | |
---|---|---|---|
土地 | 1,730万円 | 6.7万円/㎡ | 227㎡ |
(2025年1月時点)
マンションの相場は、専有面積86㎡、築23年で価格は2,780万円となっています。住宅地や商業施設の開発が進められていたり、駅近や築浅の物件では、相場価格以上での取引も行われています。
戸建ては、建物面積115㎡、土地面積182㎡、築11年で価格は3,580万円が標準的な相場です。印西市では鉄道の駅や主要道路が整備されており、特に成田線や北総線沿線のエリアでは、相場を上回る場合もあります。
また、売却価格に着目すると、マンションよりも高くなっていることから戸建ての需要が高いことがわかります。
最後に、土地の相場は、面積227㎡で価格1,730万円、平米単価は6.7万円/㎡です。土地は、マンションや戸建てに比べ、価格相場が1000万円以上、下回っています。郊外エリアの土地は売却価格が更に低いこともあります。
印西市は、エリアによって売却価格に差が生じています。特に交通アクセスが良い場所や商業施設の近くのエリアは高めの価格設定がされる傾向にあります。早速、次の項で、近年の売却事例をみていきましょう。
印西市の売却事例
ここでは、印西市の売却事例について紹介します。近年の売却事例を相場と見比べながら、傾向を見ていきましょう。
売却事例を調べることで、今後の売却活動の基準を知ることができます。そのため、出来るだけ立地や条件の近い事例を確認しておきましょう。売却相場と同様、マンション・戸建て・土地に分けてまとめました。
物件種別 | 所在地 | 売却価格 | 間取り | 売却時期 |
---|---|---|---|---|
物件種別物件種別 | 所在地 | 売却価格 | 間取り | 売却時期 |
マンション | 千葉県印西市小倉台4 | 1300万円台 | 4LDK | 2023年冬 |
マンション | 千葉県印西市小倉台 | 2700万円台 | 3LDK | 2024年11月 |
マンション | 千葉県印西市戸神台1 | 4800万円台 | 3LDK+2S | 2024年秋 |
マンション | 千葉県印西市西の原 | 1300万円台 | 3LDK | 2023年春 |
マンション | 千葉県印西市西の原 | 1000万円台 | 3LDK | 2022年秋 |
戸建て | 千葉県印西市小林 | 1700万円台 | 4LDK | 2024年11月 |
戸建て | 千葉県印西市東の原3 | 4100万円台 | 3LDK | 2024年11月 |
戸建て | 千葉県印西市小林 | 1400万円台 | 4LDK | 2022年秋 |
戸建て | 千葉県印西市東の原1 | 5000万円台 | 4LDK | 2024年春 |
戸建て | 千葉県印西市東の原2 | 4300万円台 | 4LDK+S | 2024年春 |
土地 | 千葉県印西市結縁寺 | 1800万円台 | - | 2024年7月 |
土地 | 千葉県印西市木下東1 | 1000万円台 | - | 2024年5月 |
土地 | 千葉県印西市結縁寺 | 1900万円台 | - | 2024年6月 |
土地 | 千葉県印西市結縁寺 | 1900万円台 | - | 2024年1月 |
土地 | 千葉県印西市結縁寺 | 2100万円台 | - | 2024年01月 |
(2025年1月時点)
マンションは、売却価格の相場を大きく上回るものも下回るものもあります。印西市において最も人口の多いエリアである千葉ニュータウンでの取引は、売却価格が高い傾向にあることが特徴です。
このエリアは、広大な土地を利用して大型商業施設が進出しており、市街地の開発が進められています。住みやすい環境が整えられているため、需要が高まり、価格にも反映されています。間取りについては、3LDK以上のファミリー向け物件が人気です。
戸建てについては、北総線の印西牧の原駅を中心に栄えているエリアは、相場を大きく上回る売却価格となっています。反対に、市街地としての開発がされていないエリアは低い売却価格での取引がなされています。
エリアごとの価格差が顕著に読み取れるでしょう。間取りについては、いずれも3LDK以上の広い家の需要が高いことがわかりました。
土地は、近年の事例では同じエリアでの取引が多く行われています。いずれも相場に近い価格での取引です。
印西市の土地配分は、田畑が約4割、山林が約2割、宅地が約1割となっており、実は自然環境が多く残されている地域です。住宅都市としての発展が目覚ましくはありますが、そうではないエリアとの金額差が大きいのが特徴です。
しかし、自然が残っていることで、子育て世代からの人気も獲得しているため、都会と自然の融合した街づくりはこれからもますます注目されていく地域といえるでしょう。
印西市の平均売却価格の推移
ここからは、印西市の平均売却価格の推移を紹介します。売却活動を検討していく中で、いつ売れば一番利益が出るかというのは誰もが思う悩みどころでしょう。
売却活動の推移を知っておくことは、そんな悩みを解決するうえで大切な情報となるため、しっかりと調べておくことが重要です。

(2025年1月時点)
上記のグラフから、印西市の売却価格は上昇しており、資産価値の高まりが読み取れます。この3年間の価格変動をみると、1年で+2.2%、2年で+11.2%、3年で+25.8%となっており、上昇が続いています。
印西市は、近年の都市開発やインフラ整備の進展により、売却を考える人が増えている地域です。特に、人口増加とともに物件の需要も安定しており、市場は比較的健全な状態にあります。
とはいえ、不動産市場の動向に関しては経済状況や金利の影響もあるため、売却時期を見極めることが重要です。
印西市における不動産売却の流れと費用
不動産売却の流れは、大きく分けて5つのステップがあります。
- 査定依頼
- 媒介契約
- 販売活動
- 売買契約
- 引き渡し
まず、不動産会社に査定を依頼し、適正な売却価格を把握した上で媒介契約を結びます。その後、広告や内覧を通じて買い手を探し、条件が合えば売買契約を締結。最終的に、代金の受領と物件の引き渡しを行い、売却完了となります。
売却にかかる費用としては、仲介手数料(売却価格の3%+6万円)、登記関連費用、引っ越し費用などがあります。また、売却益が出た場合は譲渡所得税が発生することもあるため、事前に確認が必要です。
スムーズに売却を進めるには、複数の不動産会社を比較し、信頼できるパートナーを選ぶことが重要です。計画的に準備を進め、後悔のない売却を目指しましょう。
印西市の不動産を高く売るコツと売り時は?
不動産をできるだけ高値で売却するには、地域に精通した不動産会社を選ぶことが重要です。地域密着型の不動産会社は、そのエリアの開発計画や新規商業施設の情報をいち早く把握しており、将来的な価値を考慮した査定が可能です。
そのため、「もっと高く売れたかもしれない…」と後悔するリスクを減らせます。また、売却のタイミングも重要なポイントです。
一般的に、春から夏にかけては住み替えを考える人が増えるため、市場が活発になりやすく、好条件での売却につながる可能性が高まります。さらに、不動産価格の動向をチェックし、市場価値が上昇しているかどうかを見極めることも大切です。
加えて、複数の不動産会社に査定を依頼し、相場を正確に把握することも欠かせません。地元の不動産会社と大手の両方を比較することで、より高い価格での売却を実現しやすくなります。
印西市での不動産売却なら『東海住宅』がおすすめ

項目 | 詳細 |
---|---|
社名 | 東海住宅株式会社 |
住所 | 〒276-0032 千葉県八千代市八千代台東1-2-11 |
設立 | 1971年(昭和46年)9月6日 |
資本金 | 9000万円 |
電話番号 | 0120-333-419 |
公式サイト | https://www.10kai.co.jp/file/tokaisale/area/chiba.php |
東海住宅株式会社は、1971年創業の老舗不動産会社で、不動産売買をはじめ、リフォームや注文住宅など幅広いサービスを提供しています。年間約2,000件(2025年1月時点)の取引実績を誇り、50年以上にわたって培われた経験とノウハウを活かし、顧客に寄り添った売却サポートを行っています。
同社の特徴は、地域密着型の丁寧な対応と、大手並みの実績を兼ね備えている点です。地域の市場動向を熟知した上で、売主の希望に合った最適な売却プランを提案し、スムーズな取引を実現します。
また、売主にとって負担を軽減するサポート体制も整っています。建物検査や2年間の設備保証、ハウスクリーニング費用の負担など、売却前後の不安を減らすサービスを提供し、安心して売却を進められるのが魅力です。
また、以下の記事では東海住宅株式会社の評判に関してまとめています。詳しく知りたい方は記事も合わせてチェックしてみてください。
まとめ
本記事では、印西市の不動産売却について紹介しました。高値売却のポイントは、地域密着型と大手不動産会社の両方を活用し、春から夏のシーズンを狙うことです。
また、売却前に仲介手数料や諸経費を含む資金計画を立てることも重要です。本記事で解説した内容を参考にして不動産売却に臨んでみてください。
本記事があなたのお役に立てることを願っております。