【2025年最新】柏市の売却相場！事例や高く売るコツも紹介

「柏市の不動産売却相場について知りたい！」
「柏市での不動産売却事例が気になる！」

柏市は、首都圏の放射・環状両方向の交通幹線の交差部に位置する交通の要衝となっています。そのため、都心や千葉市へのアクセスが良好で、通勤・通学に便利な立地として人気があるエリアです。

柏市で不動産売却を検討している方は、相場はいくらなのかなどが気になる方も少なくないでしょう。

そこで本記事では、柏市の不動産売却に関する実際の状況を、具体的な数字や事例を交えて詳しく紹介します。さらに、より高く売るためのコツや売却手続きの流れについても解説していますので、参考にしてみてください。

柏市の売却相場

柏市は、千葉県北西部に位置する総人口436,462人、世帯数201,288世帯(出典元：柏市HP)からなる市です。 柏市内には大型ショッピングモールがあり、生活に便利な施設が豊富です。

教育施設や医療機関も整っており、特にファミリー層にとっては非常に住みやすい場所となっています。こうした要素が、土地の価値を引き上げており、今後も注目のまちの一つです。

ますます土地の価値が高まりそうな柏市ですが、それでは不動産売却の相場はどのくらいなのでしょうか。下記の表では、マンション・戸建て・土地ごとに相場を整理しましたので、ぜひご覧ください。

【マンション売却相場】

	売却価格相場	専有面積	築年数
マンション	2,580万円	73㎡	26年

【戸建て売却相場】

	売却価格相場	建物面積	土地面積	築年数
戸建て	2,680万円	101㎡	132㎡	19年

【土地売却相場】

	売却価格相場	平米単価相場	土地面積
土地	2,250万円	14.6万円/㎡	144㎡

まず、マンションの相場は、専有面積73㎡、築26年で価格は2,580万円前後です。東京のベッドタウンとしての性質が強いため、駅近くなどの交通利便性の高い地域では、相場を上回る場合もあります。

戸建ては、建物面積101㎡、土地面積132㎡、築19年で価格は2,680万円が標準的な相場です。戸建てはマンションよりやや高い売却価格となっており、土地面積132㎡という広い敷地が価格に反映されています。築年数が19年と比較的新しいため、価値が保たれていると考えられます。

最後に、土地の相場は、面積144㎡で価格2,250万円、平米単価は14.6万円/㎡となっており、比較的広めの面積相場です。これは、柏市が駅周辺の商業地だけでなく、住宅地や郊外の広い土地も多くあるからです。

柏市は、自然豊かなエリアと都市機能がうまく調和しているまちです。快適な住環境が土地の価値向上に影響を与えています。

柏市の売却事例

ここでは、柏市の不動産売却事例を紹介します。売却事例は不動産売却において非常に重要な参考資料となりますので、できるだけ立地や条件が近い事例をチェックしておくことをお勧めします。

売却相場と同様、マンション・戸建て・土地に分けてまとめました。

物件種別	所在地	売却価格	間取り	売却時期
マンション	千葉県柏市十余二	3000万円台	3LDK	2025年01月
マンション	千葉県柏市明原1	800万円台	2LDK	2024年12月
マンション	千葉県柏市東中新宿2	2000万円台	3LDK	2024年12月
マンション	千葉県柏市松ケ崎	1700万円台	3LDK	2024年12月
マンション	千葉県柏市光ケ丘団地	2300万円台	2LDK+S	2024年12月
戸建て	千葉県柏市高田	3300万円台	4LDK+S	2025年01月
戸建て	千葉県柏市大井	2500万円台	4LDK	2023年春
戸建て	千葉県柏市宿連寺	1300万円台	3LDK+S	2025年01月
戸建て	千葉県柏市船戸	900万円台	4DK	2024年12月
戸建て	千葉県柏市柏	2500万円台	2LDK+S	2024年12月
土地	千葉県柏市東上町	1億円台	－	2023年夏
土地	千葉県柏市柏の葉2	5700万円台	－	2024年冬
土地	千葉県柏市増尾8	800万円台	－	2024年12月
土地	千葉県柏市今谷上町	2800万円台	－	2024年12月
土地	千葉県柏市布施	900万円台	－	2024年12月

マンションは、売却価格が800万円台から3000万円台までと幅広く、物件の立地や広さ、状態によって大きく異なります。

相場を上回る3000万円台で取引されている十余二エリアは、つくばエクスプレスの柏の葉キャンパス駅近くで、学校や大型のショッピングセンターも集う便利な立地です。暮らしやすい条件が揃っていることで高価格となっているのでしょう。

相場を下回りますが2000万円台と比較的高めの売却価格となっているエリアも、住宅街で公園や病院などが揃っている地域です。

主要駅周辺エリアではありますが、低価格での取引がなされているのは、築年数や間取りの影響が考えられます。間取りについては、特に3LDKタイプの物件が多く、ファミリー層の需要があることがわかります。

戸建てについても、売却価格が900万円台から3300万円台まで幅広く、相場を下回る事例が多めです。マンションと同じく、駅近や住環境が整っているエリアは、金額が高くなる傾向にあります。反対に、市街地を離れる郊外エリアは低めの価格での取引がなされています。

土地は、高価格での取引は主要駅周辺のエリア、低価格の取引は駅から離れている少し不便なエリアであることが特徴的です。市場全体としては、多様なニーズに応じた土地が売却されていることが伺えます。

柏市では、交通利便性の高さや快適な環境のあるエリアでは高価格の取引がなされていました。また、多種多様な需要があり、どの不動産においても幅広い取引が行われています。

柏市の平均売却価格の推移

ここでは、柏市の売却価格の推移について紹介します。価格の推移を確認することで、適切な売却時期や価格を判断する手助けになります。

上記のグラフから、柏市の売却価格は着実に上昇しており、資産価値が向上していることがわかります。この3年間の価格変動を見ると、1年で+0.8%、2年で+7.1%、3年で+21.3%と、年を追うごとに上昇幅が拡大しています。

柏市は、東京に近いため、都心からの移住希望者も多く、人口が増加傾向にあるのです。これにより、土地の需要も高まっており、投資対象としても注目されています。

また、商業施設や住宅開発が進んでおり、今後も成長が期待されるエリアです。

柏市の物件種別ごとの売却相場

柏市は千葉県の中でも人口規模が大きく、商業施設や教育機関も充実しているため不動産需要が高いエリアです。しかし、売却相場は物件種別によって大きく異なります。

戸建ては築年数や立地条件の影響を受けやすく、マンションは駅距離や築年数が重要な判断基準となります。土地は広さや接道条件、用途地域によって相場が変わります。

売却を検討する際には、自分の物件がどのカテゴリに属し、どのような条件で評価されるのかを把握することが、適正価格での売却につながります。

戸建て住宅

柏市の戸建て住宅の売却相場は、築年数やエリアごとに差があります。

築10年以内であれば3,000万円前後の成約事例も多く、人気の学区内や駅近物件ではさらに高額で取引されます。一方で築20年以上の戸建ては建物の評価が下がり、土地価格が中心となるケースが一般的です。

特に柏駅や南柏駅周辺の利便性が高いエリアは需要が安定しており、比較的高い価格で売却できる可能性があります。

マンション

柏市のマンションは、都心へのアクセスが良い常磐線沿線やつくばエクスプレス沿線で需要が高い傾向にあります。築10年以内の物件であれば3,000万〜4,500万円前後での成約が多く、駅徒歩5分以内の好立地であればさらに価格が上がります。

築年数が古い場合でも、大規模修繕が行われている管理良好な物件は需要があります。中古マンション市場は流動性が高いため、売却スピードも比較的速いのが特徴です。

土地

柏市の土地相場は、柏駅周辺や国道沿いなど利便性の高い場所で1坪あたり50万〜70万円程度が目安です。郊外エリアでは20万〜30万円台に落ち着くことが多く、駅からの距離や接道条件によって大きく変わります。

商業地域や住宅開発が進んでいる地域では需要が強く、高値で売却できる可能性があります。一方で市街化調整区域や不整形地は買い手が限定され、相場より安くなる傾向があります。

柏市における不動産売却の流れと費用

不動産売却の流れは、まず査定から始まります。売却を決めたら、複数の不動産会社に査定を依頼し、相場を把握しましょう。

その後、売却価格を決定し、契約書の作成に進みます。販売活動がスタートし、物件を広告やインターネットで公開して、買主を募集します。

買主が決まると契約締結へと進み、必要な書類を整えて契約を結びます。契約後、引き渡しまでに必要な手続き（登記や清算）を行い、物件の引き渡しと同時に代金の支払いを行ったら取引が完了です。

売却にかかる費用には、仲介手数料（売却価格の3%＋6万円）、登記費用（司法書士費用）、譲渡所得税（利益が出た場合）などが含まれます。加えて、物件の状態に応じてリフォームやハウスクリーニング、引越し費用が発生することもあります。

これらの費用は事前に予算を立てて計算し、売却準備を進める際にしっかりと確認しておきましょう。また、税務上の注意点（譲渡所得税の申告など）もあり、必要な手続きはしっかりと行うことが大切です。

柏市の不動産市場動向

柏市は千葉県東葛地域の中心都市として発展しており、人口動態や都市開発の動きが不動産市場に大きな影響を与えています。首都圏への通勤アクセスが良いことから若年層やファミリー層の流入が続いていますが、一方で高齢化の進展も見られます。

また、駅前再開発や大型商業施設の整備は需要を底上げしており、特定エリアでは資産価値が安定しています。市場動向を把握することは、適切な売却タイミングを見極める上で欠かせません。

人口動態と住宅需要

柏市の人口は増加傾向から緩やかな横ばいに移行しつつありますが、20〜40代の子育て世帯が多く流入しているのが特徴です。特に交通利便性の高い常磐線・つくばエクスプレス沿線は需要が旺盛で、新築・中古を問わず取引が活発です。

一方で郊外エリアでは少子高齢化の影響を受け、需要が弱まる地域もあります。売却を検討する際には、自分の物件が人口動態的に需要が高いエリアに位置するかどうかを確認することが重要です。

再開発・大型商業施設の影響

柏駅周辺では再開発計画が進行しており、大型商業施設やタワーマンションの建設が進められています。これにより駅周辺エリアの利便性は一層向上し、不動産需要の底上げにつながっています。

また、ららぽーと柏の葉など大型商業施設の存在は、周辺エリアの住宅需要を押し上げる要因となっています。再開発エリア内や周辺地域は資産価値が安定しており、長期的に見ても売却しやすい環境にあります。

柏市の不動産を高く売るコツと売り時は？

不動産を高く売るためのコツは、まず物件の状態を良好に保つことです。リフォームやハウスクリーニングを行い、内外装を清潔で魅力的に保つことで、買主に良い印象を与えることができます。

また、適正な価格設定も重要です。相場調査を行い、周辺物件と比較して価格を決定することが大切です。過剰な高額設定は買主に敬遠される可能性があり、逆に低すぎる価格では損をすることになります。

売り時については、季節や市場の動向を考慮することが必要です。一般的に春や秋は不動産市場が活発になるため、売り時として好まれる時期です。

また、金利が低い時期や経済が安定しているときは、買い手の需要が高まりやすいため、有利に売却を進めることができます。市場動向を把握し、需要が高まるタイミングで売却を検討するのが成功への鍵です。

柏市での不動産売却なら『東海住宅』がおすすめ

東海住宅株式会社は、1971年に設立され、50年以上の実績を持つ不動産会社です。年間約2,000件(2025年1月時点)の取引実績があり、不動産売買をはじめ、リフォームや注文住宅など幅広いサービスを提供しています。

同社の特徴の一つは、売主に優しい諸費用サポートが充実している点です。建物検査や2年間の設備保証、ハウスクリーニングなどの費用を負担するため、売主は余計な負担を感じることなく売却を進めることができます。

また、地域密着型の手厚いサービスを提供しながらも、大手不動産会社のノウハウと豊富な実績を活かしているのも強みです。これにより、顧客の状況や要望に応じた最適な売却方法を提案することが可能です。

売却の手続きから契約、引き渡しまで一貫したサポートを行い、スムーズで満足度の高い取引を実現しています。

まとめ

本記事では、柏市の不動産売却について紹介しました。高値売却のポイントは、地域密着型と大手不動産会社の両方を活用し、春から夏のシーズンを狙うことです。

また、売却前に仲介手数料や諸経費を含む資金計画を立てることも重要です。本記事で解説した内容を参考にして不動産売却に望んでみてください。

本記事があなたのお役に立てることを願っております。