千葉市は都心へのアクセスが良く、物件の広さと価格のバランスが良いとして人気のエリアです。
千葉市の中でも特に人気が高いエリアは緑区・花見川区・稲毛区・若葉区です。今回は人気エリアを含む、千葉市の不動産売却の相場と事例について解説していきます。
千葉市で不動産の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、以下では千葉県で不動産売却に対応しているおすすめ会社を紹介しているので、ぜひご覧ください。
千葉市の売却相場
千葉市は6つの区からなり、面積は271.76平方キロメートルもある大きな都市です。都心へのアクセスもよく生活利便性の高さから、不動産市場で人気のエリアとなっています。
不動産の売却をする際は、売却エリアの相場を調べておくことが必須です。
下記で千葉市の不動産売却の相場を、マンション・戸建て・土地に分けて表を作成したので、ぜひお役立てください。
緑区 | 若葉区 | 稲毛区 | 花見川区 | 中央区 | 美浜区 | |
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マンション | 1,985万円 | 1,590万円 | 2,090万円 | 2,280万円 | 2,800万円 | 2,690万円 |
戸建て | 2,520万円 | 2,450万円 | 2,599万円 | 2,580万円 | 2,780万円 | 4,994万円 |
土地 | 1,765万円 | 1,890万円 | 2,790万円 | 2,730万円 | 2,000万円 | 4,480万円 |
千葉市は都心へのアクセスが良いのはもちろん、海辺のレジャー施設や海浜公園があり、大型商業施設も充実しているので子供連れのファミリー層に人気があります。
住みやすさだけでなく、将来性の高い再開発プロジェクトの進行や、企業が多くあり働く場も多数設けられていることから、投資先としても注目されています。
売却相場の特徴をいくつか上げると、交通のアクセスが良い『緑区』、人口が多く施設が集まる『稲毛区』、自然に囲まれ緑豊かな『花見川区』、子育て支援が充実している『若葉区』などの特徴があります。
同じ千葉市でも様々な特徴によってニーズが異なり、売却相場も変動しています。
千葉市の売却事例
ここからは、実際に千葉市でどのような売却の取引があったのかを紹介します。
マンション・土地・戸建ての3種類に分けて売却の事例をまとめました。以下の表が千葉市の売却事例となります。
物件種別 | 所在地 | 所在地 | 土地面積建物/専有面積 | 売却時期 |
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マンション | 千葉県千葉市花見川区柏井 | 500万円台 | 2LDK | 2024年夏 |
マンション | 千葉県千葉市花見川区天戸町 | 400万円台 | ー | 2024年夏 |
マンション | 千葉県千葉市稲毛区長沼町 | 1500万円台 | 3LDK | 2024年05月 |
マンション | 千葉県千葉市稲毛区小仲台8 | 2100万円台 | 3LDK | 2024年04月 |
マンション | 千葉県千葉市美浜区稲毛海岸 ゼファー稲毛海岸クリスタル | 2700万円台 | 3LDK | 2024年春 |
土地 | 千葉県千葉市花見川区花島町 | 100万円台 | ー | 2024年夏 |
土地 | 千葉県千葉市花見川区幕張町5 | 300万円台 | ー | 2024年04月 |
戸建て | 千葉県千葉市若葉区若松台 | 1000万円台 | 3LDK | 2024年春 |
戸建て | 千葉県千葉市若葉区 | 2600万円台 | 4LDK | 2022年秋 |
戸建て | 千葉県千葉市中央区 | 3000万円台 | 4LDK | 2022年夏 |
上記の表をまとめて見てみると、千葉市のマンションの売却事例は、立地や専有面積によって価格に大きな差が見られます。花見川区では400〜500万円台の比較的手頃な価格帯、稲毛区では1500〜2100万円台、美浜区の新しいマンションでは2700万円台と、地域や物件によって価格差が大きいです。
土地については、花見川区で100〜300万円台の取引事例があり、立地条件により価格が変動しています。
戸建ては、若葉区で1000〜2600万円台、中央区で3000万円台と、地域や間取りによって価格差があり、特に中央区は利便性の高さから、比較的高価格な取引です。
全体的な傾向として、都心へのアクセスの良さや生活利便施設との距離、建物の築年数などが価格に大きく影響していることがわかります。特に駅近や新築・築浅物件は高値での取引が多いです。
千葉市の平均売却価格の推移
ここからは、千葉市の平均売却価格の推移を紹介します。ここ数年で、平均売却相場がどのように変化しているのか知っておくことも大切です。なぜなら、売却値の推移を参考にすることによって、いつ売却したら高値で売却できるのか分かるからです。
ではさっそく、下記のグラフをご覧ください。

上記のグラフを見て分かる通り、2021年から2024年現在までに、売却値が全体的に上昇していることが分かります。千葉市は現在、利便性や住環境に優れていて人気が高くなっているからです。必然的に、周辺の地域の地価もあがっているので、売却を検討している方は、おすすめのタイミングになります。
千葉市における不動産売却の流れと費用
一般的な売却の流れとしては、まず複数の不動産会社に査定を依頼することです。査定額を比較検討し、仲介会社を選定した後、媒介契約を締結します。その後、売り出し価格を決定し、物件の写真撮影やインターネットへの掲載などの販売活動を開始します。
主な費用としては、仲介手数料(売却価格の3%+ 6万円、税別)が最も大きな支出となります。その他、不動産登記にかかる費用(司法書士報酬)、残債務がある場合の抵当権抹消費用、固定資産税の精算金などが必要です。また、物件の状態によっては、リフォームや修繕費用が発生する場合もあります。
売却完了までの期間は、物件の条件や価格設定にもよりますが、一般的に2〜3ヶ月程度です。早期売却を希望する場合は、不動産会社の買取サービスを利用することも選択肢のひとつとなります。
千葉市の不動産を高く売るコツと売り時は?
千葉市の不動産を高く売るコツは、エリアに精通した地域密着の不動産会社に売却を依頼することです。加えて複数の不動産会社での査定依頼を出し、より正確な市場価値を把握することが重要となります。
特に千葉市は地域によって相場が大きく異なるため、地域事情を熟知した会社の意見は貴重です。
また、物件の価値を高めるための工夫も効果的となります。駅や商業施設へのアクセス、日当たり、収納力など、物件の強みを明確にし、軽微な補修やリフォーム、清掃による印象改善も検討価値があります。
そして売却のタイミングも重要です。千葉市では春から夏にかけて取引が活発になる傾向があり、この時期を狙うことで買い手が見つかりやすくなります。なぜなら、子育て世帯の転居が多い学校の新学期前は需要が高まるからです。
より売却値を上げたい方は、バーチャルステージングなどを活用し、物件の魅力を効果的にアピールすることも高値売却につながります。
千葉市での不動産売却なら『東海住宅』がおすすめ

項目 | 詳細 |
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社名 | 東海住宅株式会社 |
住所 | 〒276-0032 千葉県八千代市八千代台東1-2-11 |
設立 | 1971年(昭和46年)9月6日 |
資本金 | 9000万円 |
電話場合 | 0120-333-419 |
公式サイト | https://www.10kai.co.jp/file/tokaisale/area/chiba.php |
東海住宅株式会社は千葉県にも多くの店舗を持つ大手不動産会社です。地域密着型ならではの宣伝力を持ち、創業50年を超える実績から、千葉で売るならあの会社とも言われている有名な会社です。
売却だけなく、仲介、建築、リフォームまで幅広く不動産業を手掛けているので、様々な視野で売却のサポートの力になってくれるでしょう。
したがって、千葉市で不動産の売却を検討している方は、東海住宅株式会社に足を運んでみてください。
また、以下の記事では東海住宅株式会社の評判に関してまとめています。詳しく知りたい方は記事も合わせてチェックしてみてください。
まとめ
本記事では、千葉市の不動産売却について記載しました。まとめると、千葉市は地域によって不動産の相場が大きく異なるため、地域の情報に詳しい不動産会社に依頼することが重要です。
自分が売却したい物件に似た、千葉市の売却実績を照らし合わせて、比較検討することがおすすめとなります。損をすることがないように、適正な売却値で、より良いタイミングで、売却の契約を進めてください。