リースバックとは?流れやメリットを徹底解説!

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「そもそもリースバックってなに?」
「住宅を売却しても住み続けられるって本当?」
「リースバックで売却したいけど、どんな流れなの?」

などの疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、リースバックについての基礎知識やメリット・デメリットを解説します。ぜひ参考にしてみてください。

また、以下では千葉県で不動産売却に対応しているおすすめ会社を紹介しているので、ぜひご覧ください。

目次

リースバックとは?

リースバックとは、不動産を売却した後にも、その不動産を賃貸借して住み続けられるという取引方法です。例えば、自宅を売却しても、そのまま賃貸として家賃を払いながら自宅に住み続けられるということです。

『セールス アンド リースバック』とも呼ばれ、売却(セール)、借りて(リース)、買い戻す(バック)という3つの行為がセットになっていることが由来です。

リースバックの流れ

では、実際にリースバックを行う際の流れを解説します。分かりやすく5つに分けて流れをまとめました。

  • 【1】事前相談と査定
  • 【2】売買契約の凍結
  • 【3】所有権転移
  • 【4】賃貸借契約の開始
  • 【5】入居継続

上記の5つのポイントを簡単に箇条書きで解説します。

まず、事前相談と査定では、複数の不動産会社に相談して物件の査定を行い、リースバック後の賃料や契約条件なども併せて確認しましょう。次に売買契約の締結では、売却価格と賃貸条件(賃料、契約期間)を決定し、売買契約を締結します。この段階で今後の居住条件も明確にします。

そして所有権移転では、売買代金の受け渡しと、所有権移転の手続きを行い、所有者から賃借人への立場の変更を行いましょう。賃貸借契約の開始をします。新しい所有者との間で賃貸借契約を締結し、賃料支払いの方法や維持管理の責任範囲などを決定します。入居継続では、賃借人として同じ建物に住み続けることができ、毎月の賃料支払いと物件の適切な維持管理が必要になります。

以上がリースバックの簡単な流れです。しかし、不動産の売却は高額であるため、必ず手続きなどは専門家のサポートを受けながら慎重に進めることが重要です。

リースバックのメリットは?

リースバックのメリットを大きく3つに分けました。

ではそれぞれ、詳しく解説していきます。

売却後も住み続けられる

リースバックの最大のメリットは、不動産を売却した後も賃借人として同じ家に住み続けられることです。したがって、長年住み慣れた環境での生活を継続することができます。

特に子育て世代にとっては、子供の教育環境や、通学や地域との関係も変えることなく維持できるメリットもあり、引っ越しに伴う様々な負担も避けることができる。引っ越し費用や新居の準備費用が不要なだけでなく、住所変更手続きや新しい環境への適応といった精神的な負担も軽減できることがメリットです。 

したがって、売却後も同じ家に住み続けられることは、生活の質を維持しながら資金調達できる大きな利点となっています。

住み続けながら資金調達が可能

売却後も住むことができるので、現在の住居に住み続けながら、まとまった資金を調達することができます。 なぜなら、リースバックを利用すれば、今の家に住み続けながら、不動産の資産価値を現金化することができるからです。

 子供の学校や職場までの通勤など、生活環境を変えることなく継続でき、引っ越しの手間や費用も不要で、家具や家電の買い替えなども必要ありません。 

したがって、生活スタイルを維持したまま資金調達ができることが、リースバックの大きな特徴です。

住宅ローン問題の解決

リースバックは、住宅ローンの返済に困っている方にとって、有効な解決策です。 不動産を売却することで得られた資金で住宅ローンを一括返済することができるため、毎月の返済負担がなくなります。

代わりに支払うのは賃料となりますが、通常、住宅ローンの返済額よりも低く設定されることが多く、月々の支払い負担を軽減できるのです。 また、住宅ローンの延滞による信用情報の悪化も防ぐことができ、金融機関からの督促や法的手続きの心配もなくなります。 

したがって、リースバックは住宅ローン問題を解決しながら、生活の安定も図れる方法です。

リースバックのデメリットは?

ここからは、デメリットを紹介します。大きく分けて3つにまとめました。

上記の項目を詳しく解説します。

所有権の喪失

不動産を売却することで、所有権が完全に失われるため、これまで所有者として持っていた様々な権利がなくなります。例えば、自由な改装や改修ができなくなり、賃借人として大家の許可が必要となります。

また、不動産価値が上昇した場合でも、その利益を得ることができません。将来的に地価が上昇したり、再開発などで資産価値が高まったりしても、そのメリットは新しい所有者のものとなってしまいます。

さらに、相続対策としての活用もできなくなり、不動産は重要な相続資産となりますが、所有権を失うことで、資産を残すことが出来なくなるので注意してください。

買い戻しは高額になる

リースバックでは、将来的な買戻しの際に高額な費用が必要となることが重要なデメリットの一つです。

買戻し価格は通常、売却時の価格よりも高く設定されます。なぜなら、不動産会社が取得や管理にかかった費用、利益などを上乗せした金額となるからです。

したがって、売却時に受け取った金額以上の資金が必要となり、資金面での大きな負担となります。

また、買戻しまでの間に物件価値が下がっていたとしても、契約時に定められた買戻し価格は変わらないケースが多いです。そのため、市場価格より高い金額で買い戻すことになる可能性もあります。

このように、買戻しオプションはあるものの、実際に行使するには相当な資金準備が必要となるため、安易な気持ちでリースバックを選択することは避けるべきです。

賃貸借期間は無期限でない

リースバック契約での賃貸借期間は無期限ではないため注意が必要です。多くの場合、定期借家契約として期間が定められます。

一般的な契約期間は2年〜5年程度で、契約更新の保証はありません。したがって、契約期間満了時に退去を求められるリスクが存在します。

また、契約期間中であっても、賃料の支払い遅延や契約違反があった場合は、契約解除となる可能性があるのです。

不動産会社の経営状況の変化や方針転換により、契約更新を拒否される場合も出てきます。

このように、リースバックは売却後も住み続けられる制度ですが、永続的な居住権は保証されていません。そのため、将来の居住計画を慎重に検討する必要があります。

リースバックはどんな人におすすめ?

リースバックは、住宅ローンの返済に困っているものの、現在の住居に住み続けたい方にとてもおすすめです。 収入が減少したり、返済の延滞が心配な方にとって、住宅ローンを解消しながら居住継続が可能となります。 

事業資金や借金の返済など、まとまった資金が必要な方にもおすすめです。特に事業者の場合、事業継続のための運転資金として活用できるので、他の借入金の一括返済のための資金調達手段としても有効です。

 さらに、高齢者や子育て世代など、住み慣れた環境を変えたくない方にも適しています。引っ越しによる負担を避け、地域との繋がりや生活環境を維持したまま資金化が可能となるからです。 

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出典元:東海住宅株式会社
項目詳細
社名東海住宅株式会社
住所〒276-0032 千葉県八千代市八千代台東1-2-11
設立1971年(昭和46年)9月6日
資本金9000万円
電話番号0120-333-419
公式サイトhttps://www.10kai.co.jp/file/tokaisale/area/chiba.php

東海住宅株式会社は、創業50年を迎える大手不動産会社です。売買契約取引件数は年間約2,000件を超え、膨大な取引件数と豊富な知識で、顧客からの安心や信頼を得ています。

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また、以下の記事では東海住宅株式会社の評判に関してまとめています。詳しく知りたい方は記事も合わせてチェックしてみてください。

まとめ

今回は、リースバックをするにあたっての流れや、メリット・デメリットを記載しました。 

おさらいすると、リースバックは不動産を売却後も住み続けられるサービスです。売却後も引っ越す必要がなく、今まで過ごしてきた生活環境を安定して続けることができます。

 しかし、売却後にもし買い戻したいと思っても、買い戻し金額は高額で、売却して得た金額よりも多く損をしてしまうことになります。 

したがって、リースバックはおすすめではありますが、決断する際には後悔のないように、十分調べて検討することが重要です。

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